毎月1回、第3金曜日午前中に人間禅道場南寮和室で開催している「女性のための坐のすすめ」(KUJ京葉女性静坐倶楽部)。
12回目を迎えた今日、紅一点ならぬ黒一点、プチ摂心会もどき中(笑)の剣外が参加したのでご報告申し上げます。
山門入り口には女性らしい気配りの案内紙
直日は妙珠さん、聖侍は知韻さん、昨年12月から参加している常連のNさん、今年1月から参加している近所のHさん、そして今日が初めてという I さんと小生の計6名で坐りました。
子育て、家事、家計のやりくりと忙しい日々。
ひと時の間、心静かに坐って自分をみつめてみませんか?
日頃考えていること、悩んでいること、一緒にお抹茶とお菓子を頂きながらお話するのリフレッシュになるのでは! 静かに息を数えて坐ることで脳は活性化され、美しさにもつながります。
ネットで見て申し込んだという I さんは、自宅で座禅の本を手本に組みはじめて2週間足らず・・・といわれておりましたが、25分の静坐を2回、結跏趺坐でしっかり坐られておりました。
はじめて警策を受けた常連さんは、「もっと痛いのかと思ってビビっていたけれど、眠気がとんで、シャキッとしました」と感想をもらしていました。
静坐後は、紅葉が色づきはじめた山内を妙珠センセイの案内で散策。「わあ、こんな奥まであるんだあ」「茶室から眺める景色も見事でしょうね~」と感嘆の声。来る12月7日(土)に開催される『紅葉狩り』の案内もしっかりちゃっかりしておきました♪
お茶会では、この会が始まってちょうど1年経ったということで、これまでは薄茶を飲んでいたようですが、今日は濃茶をいただきました。辛党の剣外はちょいと苦手な味でしたが、濃いお抹茶は免疫力がついて風邪をひかないそうであります。
本日のお菓子は『御千葉(おんちば)まんじゅう』。千葉県産“やまといも”で作られた房総銘菓を、濃茶と交互にいただくと、気分もほっこり幸せになります。
前回、リコーダーを吹いたことを受けて、今回、妙珠センセイがご準備された資料は、「日本の音風景百選」顕彰碑のある「矢切の渡し」関連記事と、もうすぐ102歳を迎える日野原重明先生(聖路加国際メディカルセンター理事長)の新聞コラム。これを参加者が読み上げ、雑談をかわしながら、心やすらぐひとときを過ごしました。
お土産に、お花畠に咲く『野菊の花』を摘んで持ち帰っていただきました。
次回は、12月20日(第3金曜日)午前9時40分集合、10時から10時40分が静坐(椅子の用意もあり)、10時50分から11時30分までお茶会の予定。
ここだけの話ですが、和室は暖房も入っているので、あったかいですよん。
宏道会剣道場脇に咲く小菊の生け花
剣外 拝