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平成26年8月7日(木)、北千住駅から徒歩15分、荒川のほとりにある足立区生涯学習センター4階講堂に於いて、「集中力を鍛える!座禅体験」講座を昨年に続いて開講した。

暦の上では立秋を迎えたものの、外気温は35度の猛烈な暑さのなか、当日は42名(男性22名、女性20名)の参加者を得て、親子も5~6組参加した。講師には佐瀬長和(一般社団法人耕雲塾KUJ代表理事)はじめ、スタッフ7名の協力をいただき、数息観の指導をおこなった。

午前10時、会場に集まった参加者の前で講師ならびにスタッフの紹介のあと、佐瀬代表より「数息観のしかたと効用、五戒」について、20分ほどの講話をいただいた。




暑いなか、お見えになった皆様にお土産を持ち帰っていただきたいと前置きされて話された
「五戒」
 一、嘘をつかない。
 一、怠けない。
 一、やりっぱなしにしない。
 一、我がまましない。
 一、人に迷惑をかけない。
の話のなかで、特に最初の嘘をつかないとは、他人につかないことは当たり前だが、自分に嘘をつかない!今日これをやろうと思っていても、暑いからいいや、眠いからやめようと自分に嘘をつかないように、毎日を過ごすことができれば、日常が変わってくる!と。

受講生は、真剣なまなざしで講師の話を聴き入り、子どもたちにもわかりやすかった、と感想をもらしていた。

その後、トイレ休憩をはさみ、静座の隊形となり、スタッフ大谷氏による足の組み方、手の置き方、目のつけどころ、息のしかた等について、説明がなされた。膝の悪い高齢の方は、イスに腰かけてもらって、数息観にチャレンジしていただいた。

そして、いよいよ数息観の実習。15分ほどの静座を2回おこなったが、1回目より2回目のほうが腰が伸びて、あごが引かれて、皆、座相がきれいだった。求めている人は、こちらにも伝わってくるものがある。

途中、休憩時に、夏の思い出に、警策で叩かれてみませんか? と声をかけたところ、小学生を含む勇気ある参加者の半数近くが助警が前を歩くと、合掌をして、警策を受けていた。

終わって、会場を出られるご婦人が「スッキリしました! おかげで腰もまっすぐ伸びたように感じます。家でも続けてみます」と、笑顔で帰られたのが、スタッフにとって何よりのお土産だった。

剣外 拝
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 平成26年7月20日、13:00~14:30まで、NHK文化センター 札幌教室にて開催された。

 途中休憩をはさんで、13:30頃まで椅子坐禅。その後、約30分、写経をする。

 つづいて、蓮昌庵堀井妙泉老禅子の講話。今回の題は、「生き甲斐について」
 法華経に「冥キヨリ冥キニ入リテ永ク仏名ヲ聞カズ」とある。冥いところより生まれ出て、やがて冥いところへ還る迄の永い人生を、如何に生きるべきか? と人は考えるものだが、仏名(真理)に出会うのは難しいものである。
 人間の始まりは百三十七億年前のビッグバンにさかのぼる。生命は一貫して二つの原理によって存在してきた。一つは、代謝(新陳代謝)、もう一つは、コミュニケーション。
 アメリカのオーウェン・ラブジョイ博士の「プレゼント仮説」というのがある。直立二足歩行になり、手が使えるようになると、オスはメスに木の実などをプレゼントし、そういうオスがメスに好かれ、子孫を残せるようになった。利己的な目的が利他的行為で実現される。先人はこのように他人に親切にすることを学んだと言える。
 また、クリスティン・ホークス(人類学者)は「おばあさん仮説」を唱えた。人以外の生物は生殖年齢を過ぎると死んでしまうが、人間の女性は長生きで元気ハツラツとしている。これは、未熟な状態で生まれてくる人間の子どもの育児を助けるため。おじいさんはおばあさんに比べて平均寿命が短いが、これは若い世代の面倒を見るということがあまりなかったからではないか。
 これらのことから、人は自分のためだけではなく、他のために生きる動物であるということがわかる。自分の存在が世の中の役に立っていると感じられることは生き甲斐を与える。
 いかなるものも相互に関連し存在している。
「おかげさまで助かります」
 これを形にすると合掌になる。禅では、合掌の精神を詳しく説いている。その話は、また別の機会に。ということで話を終えられる。
                  (参加者 男性1名 女性3名 計4名)

追記)この講座の初回から参加されている女性の方は、寝る時など、時々数息観を実修しているとのことでした。

芙蓉 拝
 平成26年5月18日、13:00~14:30まで、NHK文化センター 札幌教室にて開催された。

 途中休憩をはさんで、13:30頃まで椅子坐禅。その後、約30分、写経をする。


講話中の蓮昌庵老禅子

 つづいて、蓮昌庵堀井妙泉老禅子の講話。今回の題は、「人間形成の重要さ」。韓国のセウォル号沈没事故から話を始められる。バラスト水の不足、過積載があった上、船員の多くは乗客を助ける時間があったにもかかわらず、自分たちだけが逃げ、304人もの犠牲者が出た。船長の責任は重大である。

 これは、因果応報の法則によるもの。「思念が業を作る」という仏教の教えがある。自分の思ったことが原因となり、その結果が現実となって現われてくる。思念に悪いものを紛れ込ませないことが大切。思ったことがすぐ現実になるわけではないが、10年、20年という長いスパンで見てみると、その人の人生は、その人が思い描いたとおりになっていると言われる。

 常に数息観をして、心の掃除をしておくこと。大自然=宇宙には、すべてを良くし、進化、発展させようという力の流れが存在している。たとえば、太陽の働き。身分、善悪に関係なく、光を注ぎ、注いでいるという意識もなく、運行を続けている。愛(思いやり、自利利他円満)、誠(自分を律する)、調和(正しく、楽しく、仲よく)の心を持って、努力を重ねていけば、宇宙の力の流れに乗って、よい人生を送れる。

 最近は宗教がないがしろにされ、人生の岐路での判断基準、生きるための基準がなくなっている。韓国は、経済発展はしたが、仏教も儒教もほとんど滅びてしまっている。セウォル号の船長は、判断基準を持っていなかった。一人一人の心の修行が大切である。と話を終えられる。
                 (参加者 男性1名 女性3名 計4名)

芙蓉 拝
 平成26年4月20日、13:00~14:30まで、NHK文化センター 札幌教室にて開催された。

 途中休憩をはさんで、13:30頃まで椅子坐禅。その後、約30分、写経をする。

 つづいて、蓮昌庵堀井妙泉老禅子の講話。今回は、良寛禅師の和歌をいくつかあげ、その解説をしながら、良寛さんについてお話をされる。
 良寛さんの和歌は彼の禅観そのもの。良寛さんは説教めいた事は言わず、遊びと和歌を通して仏法を説いた。18歳で出家し33歳で印可証明を受けたが、住職にならず、托鉢をしながら本来無一物の生涯を飄々と生きた。托鉢の究極は、仏と仏が布施行によって出会うこと。与える方は、善行をさせてもらってありがとうと思い、受ける方はあなたの仏性に気付いて下さってありがとうと受ける。これが本当の托鉢の修行。

 日本には、詩歌・華道・茶道・歌舞伎・能などの素晴らしい文化がある。日本の文化のほとんどが、禅の影響をうけ、禅により形成され磨かれてきた。禅は日本文化の源であり、現代人の渇きを癒す枯れない清らかな泉である、と話を終えられる。
                  (参加者 男性2名 女性3名 計5名)

芙蓉 拝
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 平成26年4月5日(土)、広島・呉坐禅道場(呉市両城2丁目2-12)に於いて、水津心海居士(人間禅山口静坐会代表、NPO法人がんの患者学研究所理事兼主任研究員)を講師に招いて開催された。


15人の聴衆を前に講演する水津心海居士

「がんよ、ありがとう」のタイトルどおり、がんは自分で作ったのだから、自分で治すことができる、ということを自身が体験された実例をあげて、心海さんらしい静かな語り口で講演いただいた。

 超会社人間生活の、睡眠、食事、運動、ストレスを改めることでガンを治癒させ、むしろ感謝するようになった経験は、とても参考になる。日々の生活の中でどう暮らしていくかの指針となった。

龍舟 拝
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 平成26年3月26日(水)、北海道・石狩禅道場において、了空庵堀井無縄老師を講師にお迎えして「中学生と父母の禅体験会」を開催しました。

 これは、NHK札幌文化センター(坐禅と写経―禅を聞く会)に参加していたY女史の要望で、Yさんの息子さんが所属している中学のサッカー部の部員にも禅を体験させたいとの依頼があり、開催されたものです。

 13時少し前より耕尽庵老居士が坐禅の仕方を説明。2回の休憩を入れて、14:00まで坐禅。直日は蓮昌庵老禅子、助警は耕尽庵老居士。

 その後、了空庵老師の講話。
○中学生の頭脳は、勉強に最良の時期であること。日本の歴史には、禅を修めた立派な人が多くいたこと。最近の若い人は自分に自信のない人が多いが、自信を持つべきこと。
○職業に貴賤はない。何でもよいが、目標を決めて努力すること。自分のため、世のため、人のために生きること。
○辛い経験が、将来役に立つ。
○禅の数息観をすると集中力がついてくる。他のことをいっさい考えず、なりきること。ソチオリンピックでは、緊張のため本来の力を発揮できない選手がいた。数息観をやれば、心が落ち着き、普段の力を発揮できる。
○健全な喧嘩をすること。それによって、大人になっても小細工しない、正々堂々とした人間になれる。
○人間禅の五戒をあげて、これを目標に人間形成をしてほしいこと。
○真理、自己、人に合掌し、感謝をもって生きること、などをお話しされました。

 講話の後、お茶と駄菓子をつまみつつ、懇話会をもちました。お茶とお菓子の給仕は、陽珠玉禅子と私(芙蓉)が担当しました。

(参加者 男子中学生6名、一般女性3名、会員男性2名 会員女性3名 計14名)

 当初は、30名程参加という話でしたが、一部保護者から、特定の宗教につながる活動に公立学校の部活動の一環として生徒を参加させるのは支障がある、との意見が出たとのことで、9名という少人数の参加になりました。
 懇話会で
○修行とはどのようなことをするのか(滝に打たれたりするのか)。
○幾つくらいから、修行できるのか、などの質問が出ました。

 老師様から、 ○禅から来ている日常使われる言葉。 ○地獄や極楽などというものはないこと。 ○心の本体を掴むのが禅であり、人間としていちばん大事なことであること。 ○禅とは仏教の基本であること、などのお話がありました。
 15:30頃に、解散いたしました。


静坐の様子

了空庵老師の講話

芙蓉 拝
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 平成26年3月18日、13:00~14:30まで、NHK文化センター 札幌教室にて開催された。

 途中休憩をはさんで、13:30分頃まで椅子坐禅。その後、約30分、写経をする。
 今回は、蓮昌庵堀井妙泉老禅子に代わって、私(芙蓉)が禅の歴史について簡単にお話しました。
 その後、蓮昌庵老禅子が今は昔と違って、一般の人や女性も禅の修行ができること。一つでも公案が通れば、通っただけの収穫があることを話されました。

(参加者 女性3名)

「仏教にいろいろな宗派があるが、以前は、どれも同じように思っていた。最近は、禅が他の宗派とは違うのだということが、少しずつわかってきた」との感想が、受講者からありました。

 また、元受講者で、以前「ワーキングマザーの禅体験会」を依頼してきたY女史から、「今度は、息子さんの通っている中学のサッカー部の生徒とその父母対象の禅体験会をお願いしたい」とのお話があり、今月26日(水)に石狩禅道場で開催することになりました。
 内容は、「座禅体験・了空庵老師の講話・懇話会」の予定です。

芙蓉 拝
 平成26年2月16日、13:00~14:30まで、NHK文化センター 札幌教室にて開催された。

 途中休憩をはさんで、13:30分頃まで椅子坐禅。その後、約35分、写経をする。
 つづいて、蓮昌庵堀井妙泉老禅子の法話。今回の題は、「独りを慎む」。「独りを慎む」というのは、中国の古典『大学』にある言葉で、一人でいて誰も見ていない時でも、自分自身をしっかりと律する、という意味。心を平常にし、その中に見えてきた本当の自分を欺かず、自分に嘘をつかず、自他共に誠を尽くすこと。
「小人閑居して不善を為す」という語もあり、人間とは弱いもので、暇があると人はついつい安易なほうに向かい、よからぬこと(お酒、競馬、パチンコなど)をする。
 吉田松陰、西郷隆盛、インドのガンディーなど、自分を磨き続けた人を紹介。自分を高めることに時間を使う人と、そうでない人との人間力の差が大きくなる。禅の修行は、五欲七情を働かしている心の本体をつかみ、これを磨きあげて、正しく欲望を用い、自主的な人間を育てあげる修行である、とお話を終えられる。
                                            (参加者 男性2名、女性4名)

 今、受講している人たちは全員、来期も受講するとのことでした。

芙蓉 拝
 去る1月23日(木)、松戸市勤労会館にてKUJ松戸静坐倶楽部・柏講座合同の講演・懇親会を行ないました。
 時間割は、 
 午後7:00~7:30 数息観
 A・B2座敷の仕切りの襖を開け、くの字型に向き合って坐り、座具が足りなくなるなど、嬉しい悲鳴をあげました。
    7:40~8:20 法話
 講師:笠倉奈都氏(慧日庵玉溪老禅子)による演題「坐禅の効能」
 初心者にも解かり易くなぜ坐禅をするのか、ご自分の体験も含め40分にわたってお話しいただき、皆さん納得の表情、大拍手で終わりました。


▲▼講師笠倉奈都氏による「坐禅の効能」の法話



学生から壮年まで熱心な老若男女23名が集まった

8:30~10:00 懇親会
 近所の中華料理店に会場を移し、短い時間でしたがビール・紹興酒・ウーロン茶・5~6品の中華料理で和やかに楽しい時間を過ごしました。
 懇親会のときに講師の慧日庵老禅子のお勧めもあり、1月25日に日暮里・擇木道場で開催された第37回禅フロンティアに松戸静坐倶楽部から3人の男性が参加しました。
 講師の吸引力に脱帽です!

参加者内訳           講演会     懇親会        
 松戸静座倶楽部会員     12名      9名
 柏講座               4名      1名
 水曜静座倶楽部会員      1名       0
 人間禅会員            5名      5名
 ほか                 1名      1名  
   合計              23名     16名 
                                以上

報告 大谷竜穏
 平成26年1月16日、14:00~15:30まで、ニッセイライフプラザ柏ビル2階セミナールームにて開催された。

 KUJ主催に切り替えて5回目の講座となる。
 最初に、いす坐禅数息観。
 この日は、小乗仏教と大乗仏教のめざすところの違い、法華経・般若経の共通して説く「空」「縁起」について慧日庵笠倉玉溪講師が詳しく講じられた。

 我々の目標 観自在菩薩・観世音菩薩
 人のためにすることが本当の利他の心からなのか?己我がないのか自信がないとの受講者の話もあり、「喜捨させていただく」「功徳を積ませていただく」精神などの説明を受ける。
 
 11名の参加を予定していたが、当日欠席3名で計9名(男性2名、女性7名)。
 講師より「般若心経」は3月までで一区切りし、4月より「観音経」の講座に切り替わることを皆さんに伝える。

竜穏 拝
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