心の教育で次代を担う人づくり

耕雲塾は、「耕雲種月(雲を耕し、月に種を植えるように、高い理想を掲げ、着実に努力する意)」

耕雲塾の活動

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  耕雲塾の活動は、大きく分けると、「心の豊かさを求めて」、「自己を探し、鍛えよう」、「地域と共生」という三分野で構成しています。それぞれの分野は次のような内容を考えています。
 
①「心の豊かさを求めて」
 豊かな市民社会が成熟する反面、登校拒否、引きこもり、自己中心のモンスター、自殺等の負の側面も目立ちます。これらは畢竟、「生きがい」の喪失もしくは生きる規範を忘れたところから生じていると思われます。
 「心の教育部門」では、将来の社会を担う若い世代の育成には、家庭、学校、地域社会で総合的に取り組む必要があります。問題点を出しながら、古今東西の「心の教育」論を学び、実践していく力をみんなで付けましょう。
 「心と体の健康づくり部門」は、心と体のバランスをどう取るかということが問題の領域です。ストレス過度の現代、健全な精神を主人公にし、体調を調整していく方法を学びたいと思います。


②「自己を探し、鍛えよう」
 人は自分の本当の姿がどのようなものかというのがなかなかわからないものです。自分とはどういう存在か、どう生きて行くべきか、ということは、いつの時代も課題でした。この分野では、「忘れたり忘れさせられた」先人の知恵を温故知新で学び直し、また現実生活を切り開いていく学習を行います。
 「日本文化部門」はお稽古事や武芸道など「道」を追究する「伝統文化」、歴史上の人物の生き方に学ぶ「歴史文化」と、地域の民衆芸能や生活史を学んだり学習旅行をする「地域文化」の3つから構成されます。ここには在日外国人を対象にした日本文化の学習も含まれます。
 「市民教育部門」は、地域の人々の関心のある現代的な話題、ライフワークで追究してきた成果の発表など、講話を集めたシリーズものの「市民講座」と、地元にない大学の公開講座を誘致開催する「大学公開講座」があります。後者は全日本大学開放推進機構と連携して行う予定です。


③「地域と共生」
 「地域と共生部門」は、センターを地域社会の公共的な施設として開放する分野です。
「耕雲塾」が開放する施設の特徴は、食事を自分たちで調理し宿泊して研修できるというところにあります。一宿一飯の共同生活の体験は人々の結びつきを強くするもとです。学校のクラブやゼミ等での活用も利用可能です。
 地域にある会社や任意団体などの諸団体が、宿泊して合宿研修をすることができるところが「地域社会サービス」です。ここでは、求めに応じて有能な講師を地域社会に派遣することもできます。また、宗教派にとらわれない数息観に基づいた「静坐会」の教室も開きます。
 
 以上が、「耕雲塾」の主要な活動です。「心の豊かさを求めて」の分野は、「耕雲塾」にあるクラブ活動だけでなく、多くの地域社会の団体やサークルも、設立の趣旨にご賛同頂けるならば、どうぞご活用下さい。
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